永遠の初心者TCGプレイヤー

沖縄でTCGしている初心者プレイヤーの雑記

【大会振り返り】沖ポケ杯LegendWinter第2回予選 準優勝は敗者

 「需要とか関係なく書きたいので書きます」
 どうも、沖縄でポケカを嗜んでいるうどんです。
 沖縄ポケカ界隈がnoteで発信していることに便乗して古のはてブロを利用して大会の振り返りを記録する。

 結果はタイトルにもある通り準優勝、要するに敗者あと1回勝てなかった。

 使用したデッキと乗り手の実力からすると出来すぎ、マッチング運と事故勝ちに助けられた。前置きダラダラしてもあれなので目次から気になるとこあったら読んでいただけたら幸いである。

  

環境考察

 PJCSで良記事が溢れており特筆すべき点もないので何個か参考にした記事を載せる。どの記事も似たりよったりのことを書いているはずである。紹介している中でもはじめにある咲季さんの記事がTier表で直感的に分かる。

 実際のデッキ分布図も概ねTier表通り、PJCSでレッパが結果を残した分MMの分母がやや増加傾向にあった。

デッキ選択の経緯

 環境考察の通り群雄割拠「何でも勝つし、何でも負ける」Tier2以上はデッキの自力が保証されていて何が優勝してもおかしくない。こういう環境で勝ちたい場合、環境考察以外に目を向け大会形式や練度に合わせたデッキ選択が重要となる。今回は、大会形式が参加者40名によるBO1シングルイリミ、要求値は6戦全勝である。そのため、マッチング時点で事故以外での勝率が0%のデッキ持ち込みは悪手となる。そんな中で選択したのが「連撃ウーラオス」である。
 ここまでロジック的に説明したら情ではなく理の「連撃ウーラオス」選択、是非理由をお聞かせ願いたいとなるわけだが本当にすまないが情の選択である。率直に言うと今回のデッキ選択はステップアップのつもりで別の目的を持って沖ポケ杯に参戦した。それが「インテレオンラインの練度向上」である。双璧のファイター環境以降、使用したデッキが三神ザシアンしかなく、双璧環境を境にポケカを上達するにはインテレオンライン使いこなすことが当面の課題であった。しかし、三神ザシアンで大会参加以降ポケカモチベが減少したことで、習得する機会を失い今回の大会である。一朝一夕で身につくわけもないインテレオンラインによる確定サーチとダメカンばら撒き、大会前日までの勝率はおそらく有利対面で5割ミラー3割不利なら1割と散々である。そのため、大会という緊張感の中でインテレオンラインを習得する1つの過程とし、あわよくば全部有利対面踏んで事故らせて勝つデッキ選択である。ハウスで「環境読みは無意味、強いデッキを出力100にするのが板」などとよく口から出たものである。

※目的を持った大会参加という点での思考は以下の記事が参考になる。

デッキテク:原根 健太の「地図ミゼット・コントロール」|イベントカバレージ|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

デッキリスト

f:id:Udondon:20210725213144p:plain

デッキコード:LHnPnn-87WWNL-NQQgLg

 インテレオンライン習得を目的に使用したデッキが上記のリスト、王道で基礎を学び地力の向上を図るにはうってつけである(聞こえはいいが手持ちにあるカード資産で合わせられるのがこのカードしかなかったというのもある)。PJCSで入賞したデッキリストと少しばかり異なる点があるので60枚に収めるに当たり意識したことを後述する。


入賞リストから見る固定枠

 PJCS終了後に結果を残したデッキリストが各アーキタイプ溢れる中で連撃ウーラオスについては2つの情報を参考にした。


www.youtube.com

 

 参考にした情報をもとにそれぞれのデッキリストから共通するカードを抽出した。
 (フェアリーエネルギーは自由枠)

f:id:Udondon:20210726110049p:plain

デッキコード:SyMSEM-TlfgDT-yyppyX

 自身より強く実績を残した方の47枚の固定枠は全てを鵜呑みにして採用である。最終的に固定枠を外す場合は相当な理由を要することになる。ここまでくれば、強い人の固定枠をベースに自由枠13枚を決めればいいのだがここからが難しい。

 

自由枠のパッケージ化

 固定枠47枚ということは自由枠13枚に対して2人が異なる選択をしたカードが26枚あり、それがこちらとなる。 

f:id:Udondon:20210726110445p:plain

デッキコード:H9nn6N-pJVBhh-gPQLng

 カードの種類が多くて非常に困る。これも全部うらこうさくのせいだ。本当は80枚まで枠が欲しいが泣き言はいてもルールは変わらないので60枚に収める必要がある。手始めにカードを単体で評価せず、可能な範囲でいくつかパッケージ化、比較し評価した。

ージメレオン1+インテレオン1 or テッポウオ1+オクタン1+コルニの気合1
 デッキの安定感に関わるパッケージ、進化ライン4積みと進化ライン1積みではサイド落ちにより安定感が変化する点が1積みを評価しづらく、インテレオンはダメージにもなるためジメレオン1+インテレオン1 採用
 オクタンよりメッソンが狩られることが多いことからもオクタンが脅威になっていない

ーキバナ1+基本闘エネルギー1 or ミミッキュ+キャプチャーエネルギー1
 汎用性の高さで左、MMキラーセットが右となる。環境が複雑でなんでもいることから受けを広く取るために汎用セットキバナ1+基本闘エネルギー1 採用

クロバットV1 or デデンネGX1
 どちらも基本的に事故回避や終盤の詰めに利用されるカードだが事故回避という点においては、デデンネGXは確定で6枚引けるがクロバットVは不確定となるためデデンネGX1採用
 負けないデデンネ、勝つためのクロバットで位置づけている

 他のカードは余力があれば追記する。

おわりに

 結果については、決勝までの過程をマッチング運に助けられた末に決勝で相性をきっちり咎められた。主催のキリュウさんが既に動画もアップロードしていた(試合展開は一方的のものである)。


www.youtube.com

そもそも準決勝でクイックシューター40点のせ忘れる緩みがあって不利対面に勝つわけもなく当然の結果である。デッキ選択や構成についても概ね納得していたがジラーチGXの有無についてはもう少し詰めておく必要があったと反省である。
 直近参加した2回の沖ポケ杯で3位と2位でアベレージはいいが権利まで届かずに肝心なとこで勝たないおじさんである。若い勢いにのまれている自覚はあるがポケカお休み宣言したあとにキッズからスリーブまでプレゼントされたら勝つまで続けるしかない。主催のキリュウさんや対戦相手の方々に感謝を忘れず、次こそは勝ちたい。

 

 この記事に対する感想はTwitterにてお待ちしています。手痛いコメントでも反応が無いよりは次回に生かせるのでどんなことでもコメントいただければと思います。

【大会】琉ポケ杯 3on3 うるまファイターズ優勝!

 「クラハン裏でいいです。」
 どうも、沖縄でポケカを嗜んでいるうどんといいます。
 2年ほど前ポケカからマジック・ザ・ギャザリングTCGを移し、最近のシャイニースターVで復帰しました。以前はXY後期からSMのダブルブレイズ前後まで、積極的に沖縄のジムバトルや非公式大会に足を運んで同じくポケカを楽しんでいたものです。

 そんな折、シャイニースターV発売で復帰し、先日の琉ポケ杯で幸運なことにチーム戦とはいえ優勝することができたので、2年振りに駄文をつらつら書き綴っていこうかと思います。 


〜目次〜
・琉ポケ杯優勝、結成に至るまで
・簡易デッキ解説
・デッキ選択、チームでの指針
・簡易レポート
・おわりに

・琉ポケ杯優勝、結成に至るまで

 結果としては、冒頭からある通り望外の優勝で内訳が個人6-0、予選4-0、決勝トナメ2-0の完全優勝でした。(各々のデッキと成績については以下Twitterより)


 結成については、3on3を主催のしろうさんに提案した際に、その場にいたこの3人が自宅が近く具志川蔦屋を拠点に調整できるという話が出て仮組みとなり、途中コロナの影響やアンドリューハウスのメンバー調整で僕がいつでも離脱できるように位で考えてたら仮組みじゃなくて決定じゃなかったのか?となり、周囲も無事チームが組めたのでこのままという運びでした。
 結成したチームを振り返ってみて思う良い点としては

 ・ポケカにおける実績で突出した人がおらずメンバー間格差がなかった
 ・調整間の対戦において勝敗の結果でデッキの良し悪しを図らない
 ・ゲームプランやカード採用について説得するのではなく提案の上で検討した
 ・メンバー間の人間性に納得しており互いにリスペクト

個人戦では得られない経験のため、今後もチーム戦がある場合に活かしていく所存。

・簡易デッキ解説

f:id:Udondon:20210308183944p:plain

 一般的なリストとの差異のみ記述

  • ガラルジグザグマ4、回収ネット3
    耐久値低めのVMAXをドレッドエンド圏内に鎮めるために70点分確保
    あなぬけのヒモに対してガラルジグザグマ前で回収ネットが実質入れ替えとなり得る
    可能であれば先1後1にてガラルジグザグマを出して回収ネットの受け先を作り、手札を消費できるようにしナイトアセットの枚数を増やせると良い
  • クラッシュハンマー4
    賛否両論あるカード、コイン表で勝ち筋をつくれる
    先1以外は盤面にエネルギーがあれば消費しやすいためナイトアセットで引ける枚数の邪魔にならない
    エネルギー加速手段がないデッキにテンポ差をつけれる
  • ツールジャマー1
    ツールスクラッパーとの選択、序盤にムゲンダイナにつけ消費しやすい点を評価
  • エネルギー転送1
    10枚目のエネルギーとして採用もナイトアセットの引ける枚数を増やすために空打ちも可能なエネルギー枠、後手ムゲンダイナのパワーアクセルからベンチのムゲンダイナVにエネ加速することで2体ムゲンダイナVに1エネついてると前が倒されても対応可能、大会当日深夜に学習装置からこの枠へ変更
  • スタジアムなし
    混沌のうねりや巨大なかまど複数採用など、こちらのスタジアムが場に定着しづらい。巨大なかまどに対する対応札はほしいが、複数採用されていることから相手が返してくることも多い


・デッキ選択、チーム指針

 僕を除いたメンバーは、三神ザシアンを使用することで2週間以上前から決定。僕は三神ザシアンに5分以上かつ他のデッキに対してもある程度の勝率を担保できるデッキを模索し、紆余曲折あり大会1週間前にムゲンダイナが最有力候補となる。大会で使用したクラハン型やドガス型、マニュ型を使用するも三神に対してアルティメットレイを使わせるチャンスを全力で潰すためにクラハン型を使用しました。
 三神ザシアンに有利といえば環境ではレッパなどもあげられますが、溶接工を利用したデッキについては強さはわかるが、溶接工が引けなかった時の状況に左右されやすくデデンネGXやクロバットV、ポケギアがあるものの確定サーチではないため「溶接工が引けないから敗けた」を大会の言い訳に使いたくないためチームとしては可能であれば使用しない方向でした。

・簡易レポート

 対戦相手については敬称略、ボスの指令についてはボスと略称

  • R1 ビクティニMM ろび 後 6-4
    後1:ムゲンダイナVパワーアクセルからベンチのムゲンダイナVへエネ加速が決まらない場合、エネ保有しているムゲンダイナVを狩られて敗け一直線のマッチアップもエネ加速の関門突破
    後2:バトル場のムゲンダイナVは先2MMのフレアストライクできぜつしており0-2、このターンで事件が起きムゲンダイナV2クロバットV1サイド落ちによりベンチが展開できずMMをワンパン圏内に押し込めないかつジグザグマで30点分をあとから乗せることもできない状況が発生(ビクティニVMAXに40を与えていた)、しかたなくドレッドエンド累計240(ドレッドエンド210+パワーアクセル30)ダメージのMMが残る
    先3:ムゲンダイナVが2枚サイド落ち、先2で倒されたムゲンダイナV含めバトル場のムゲンダイナVMAXにダメカン載せられるだけでも後続の育成が間に合わず負け濃厚、しかし後ろのビクティニVMAXに1エネ貼り、ボスクロバットVで安堵。サイド0-4
    後3:バトル場はドレッドエンドで処理し、クラハン表によりビクティニVMAXからエネを刈り取り、盤面のエネ0で溶接工要求することでボスが使えない状態で返す。サイド3-先4:あなぬけのヒモでこちらフーパ、相手がデデンネGXからビクティニVMAXでフーパにダイビクトリー
    後4:いれかえで返しにフルパワードレッドエンドでワンパンしてゲームセット
     先3のクロバットVを狩る動きはたらればだが、先4はビクティニVMAXでサイド取れるわけでもないためビクティニVMAXベンチに下げてボス要求したほうがいいよとろびさんにアドバイス
  • R2 三神ザシアン あるな 先 6-0 たね切れ
    先1:ナイトアセットを絡めたベンチ4体展開
    後1:ボスフーパからのふとうのつるぎでザシアン単騎
    先2:ドレッドエンドでゲームセット
    三神ザシアンでたね事故はぴえん超えてぱおん
  • R3 れんげきウーラオスザシアン HAZAMA 先 6-4
    相手のデッキは把握していたため横の2人に任せたとだけ伝えて事故お祈り
    この試合については、クラハン表2連打で勝ちの印象が強く、記憶がかなり曖昧。
    要所をマリィで事故らせたのとクラハン表2連打での日頃徳を積んだ成果が出た。
  • R4 三神ザシアン アンドリュー 後 6-0
    後1:パワーアクセル
    後2:先2オルジェネがないためムゲンダイナVMAXドレッドエンドの確2プラン
    先3:オルジェネ
    後3:ザシアンVを倒せる6体のベンチをガラルジグザグマ含めてクロバットV以外で構築してドレッドエンド、サイド3-0
    先4:エネなしムゲンダイナVMAX呼ばれてブレイブキャリバー
    後4:いれかえドレッドエンド、サイド5-0
    先5:ふとうのつるぎ
    後6:ドレッドエンド
  • SE1 三神ザシアン しんがき 後6-2
    後手の理想ムーブをぶつけて、三神とMMをむしゃむしゃしたら勝
  • SE2 三神ザシアン アンドリュー 後 6-0
    後1:パワーアクセル
    先2:オルジェネ
    後2:ガラルジグザグマ40点分与えてドレッドエンドでワンパン、3-0
    先3:ブレイブキャリバー
    後3:いれかえ、「クラハン裏でいいです。」ドレッドエンド、5-0
    先4:投了
    にゃぴ


・おわりに

 望外の優勝もチームとしてうまく機能したこと、アンドリューハウスという沖縄県内ではレベルの高い環境下での調整が全てであることは間違いないためチームと調整環境には最大の感謝である(第2回沖ポケ杯優勝・第3回沖ポケ杯準優勝:アンドリュー、第3回沖ポケ杯優勝:GaisT、第4回沖ポケ杯優勝:時崎冥、第4回沖ポケ杯準優勝:Ryo)。琉ポケ杯の優勝では沖ポケ杯の権利がないため一発屋で終わらないように日々精進、徳の積み重ねを忘れずに勝ちにこだわる。
 本当の最後に、今後クラハンプレイの際は「クラハン表がいいです。」