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【PTCGO】オータムポケカオンライン杯

 PTCGOスタンダード環境準拠の大会が9月22日(木)にありましたので参加に当たってのデッキ選択と対戦結果の報告です。

〜目次〜
1.オータムポケカオンライン杯使用デッキ紹介
2.デッキの選択理由と候補デッキ

1.オータムポケカオンライン杯使用デッキ紹介
 使用デッキ:ダートビーゾロ(PTCGOスタンダード環境仕様)

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・コンセプト
 これまでのビーゾロで採用されていたバトルコンプレッサー(デッキ圧縮、必要サポートの調整)とちからのハチマキ(打点調整)がレギュ落ちしたためそこを穴埋めするべく代用カードとして下記のカードに着目しました。
 バトルコンプレッサー → ダート自転車
 バトルコンプレッサーに匹敵する程の柔軟さはありませんがドローとトラッシュの同時加速はデッキの安定性を上げることにもつながりました。
 ちからのハチマキ → 色の消えた町
 よるのこうしんがレギュ落ちしたことでM進化の台頭が目立ちちからのハチマキのないビーゾロでは中盤〜終盤の打点不足が目立つためM進化に対しては色の消えた町で打点を調整しました。

2.デッキの選択理由と候補デッキ
 デッキの選択は現PTCGOスタンダード環境がトップデッキで複数ありメタがうまく回っているため、デッキ構築のポイントを相手の妨害で止まらない受けの広いデッキをテーマに定めてスタートしました。現PTCGOスタンダード環境における主な妨害やロックを考慮した構築ポイントが以下です。
・特性に頼らない(ダストダス
・特殊エネ依存構築にならない(ギラティナEX・MハッサムEX)
・サイドレースをずらすサブアタッカー(非EXポケモン)の採用

この3点を踏まえた上で選択肢にあったのが以下の5デッキです。
・MハッサムEX(Scizor-EX/M Scizor-EX)
・ビーゾロ(Vespiquen/Zoroark)
・ゾロゼルネ(Zoroark/Xerneas)
・ゼルニンフ(Xerneas/Sylvean)
・ゾロチュウ(Zoroark/Raichu)


・MハッサムEX(Scizor-EX/M Scizor-EX)
 評価点:4.5/5.0

f:id:Udondon:20160925230918p:plain トップメタの中でも妨害手段(クラッシュハンマーやフレア団のしたっぱによるエネ破壊・パラレルシティのベンチ圧迫・シールドエネルギーやリバースバレーのダメージ軽減)、エネ加速(メガターボ)まで手広く受けることが可能、サブアタッカーのコバルオンも優秀です。ボルケニオンにはサポ事故とエネ事故を同時に引き起こしてもらう以外に勝ち筋はないが、その他のデッキには安定して受けることが出来る。

・ビーゾロ(Vespiquen/Zoroark)
 評価点:4.2/5.0

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 バトルコンプレッサーがレギュ落ちしたことで、バトルサーチャー先のサポート選択と終盤の打点調整と小回りは効かなくなった影響は大きい。EX主体デッキの増加と共に採用されているフーパEXとシェイミEXを利用したベンチ展開にプレッシャーをかけられる。

・ゾロゼルネ(Zoroark/Xerneas)
 評価点:4.0/5.0

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 ギラダークには強く出ることができるがMM2には手も足も出ずチェンジダメージを延々と打たれているだけでバタバタ倒れていきます。MM2以外にはゼルネアスBREAKとゾロアークを使い分けていくことで盤面解決を狙うことが出来ます。

・ゼルニンフ(Xerneas/Sylvean)
 評価点:3.0/5.0
 ゼルネアスBREAKをエースとして回復と壁役にニンフィアを搭載してみましたが当初は3枚デッキに入っていたニンフィアが1枚ずつ抜けていって申し訳程度に1枚だけ残りました。勝率が悪くこちらも即ボツでした。
 
・ゾロチュウ(Zoroark/Raichu)
 評価点:2.0/5.0
 EX主体デッキに対してライチュウがらいめいだん4回言えたら勝てるなーという考えからスタートしたデッキでしたが、ライチュウの耐久力では現環境はあまりに脆く技も雷・無で2色必要なためらいめいだんを4回も打てる余裕がなく2〜3回試してみて即ボツになりました。


上記の案を踏まえて非EXアタッカーで現環境に最もマッチしているのがゾロアークラインとゼルネアスラインの2枚でした。

ゾロアークBREAK・ゾロアークゾロア

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ゾロア
 悪1:やみよにかける
 悪エネルギー1枚でこんらん狙いの勝ち筋を作ることができる。
ゾロアーク
 無2:マインドジャック
 フーパEXとシェイミEXを利用した展開の抑制、展開されてしまっても打点として換算できる。
ゾロアークBREAK
 悪1:イカサマ
 HP140の耐久力でMハッサムEX(アイアンクラッシャー120ダメージ)やギラティナEX(カオスウィール100ダメージ)のダメージを一度耐えれることが大きい。

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ゼルネアス
 妖1:ジオコントロール
 ベンチのポケモン2匹まで選んで各1枚エネルギーブーストすることで、初手で山札の圧縮とエネルギーブーストをこなします。
ゼルネアスBREAK
 妖2:ライフストリーム
 エネルギー数✕20ダメージなのでダブル無色エネルギーやダブルドラゴンエネルギーで安易に火力を出せる。

 今回のオータムポケカオンライン杯では、ゾロアークを軸にしたビーゾロで挑みましたがゾロアークは技の強さ以外にも下記の利点が挙げられます。
フーパEXとシェイミEXを用いた安易な先攻展開抑止
 →ベンチに1匹ずつポケモンを増やすとマインドジャックのダメージが30ダメージずつ加算されるため
・EXポケモンの強力な技をゾロアークBREAKで悪エネ1枚で発射可能
・道具がトラッシュされないのでかるいしゾロアーク(なりかわる)が序盤から終盤までキープ可能
 →バトル場が気絶したあとのポケモン選びをターンをもらってから変更することが可能

 結果としては、3勝2敗でなんとも言えない結果ですが負けた2試合はギラゼルネだったので抵抗の壁に阻まれました。抵抗の20ダメージはデッキ構築してる時は、軽く考えてしまいますが試合して強さを実感します。


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