【デッキ紹介】ライボルトマルマイン派生デッキ〜机上の空論〜
CP6発売後に気になっていたマルマインを使ったデッキの紹介です。今回の記事で自身が紹介するライボルトマルマイン派生デッキはジムバトルで優勝すらも厳しいので、参考として九州で行われた公認自主大会でライコウ入りのマルマイン構築で入賞したデッキレシピを予め下記に貼っておきます。
動画にもなってますがエネエネサンダーのレシピを置いときます(`・ω・´)
— ゆいきち (@kuroyukihime721) September 27, 2016
採用理由など気になる方はぜひ動画をご覧ください(≧∇≦) pic.twitter.com/AzbHuOxbeI
自身で書くことではないですがマルマイン構築で勝ちにいくなら上記のデッキを組みましょう。現状マルマインを使った雷デッキを組むならこれをベースにスタートすることをおすすめします。
ここから紹介するのはライコウ以外でマルマインを生かせないかと考えた末にたどり着いたデッキレシピです。ご覧になる際の注意点としてデッキコンセプトがライボルトスタートではなくマルマインにあることに注意してください(マルマイン全部抜いてブイズ型やホウオウ型のが強いというのは作成しながら薄々感じてます)。
〜目次〜
1.デッキリスト
2.マルマイン(CP6)のメリット・デメリット
3.マルマインとの相性が良いカード
4.草ライボの簡易解説
1.デッキリスト
今回紹介するライボルマルマイン派生デッキは全部で3つです。
・草ライボ
作成した3つの中では、唯一ポテンシャルを感じられるデッキです。タイプ相性の補完も兼ねた草タイプを選択することで、闘タイプや水タイプを受けれるのが魅力の1つです。最高打点が闘魂のまわし込の140点なので、逃げエネが軽いことを活かした機動力重視のデッキです。
・闘ライボ
ブログ投稿するにあたって現在デッキレシピを見つめ直していますが自身でも強みがわかりません。捻り出すとしたらジガルデのジオストライクによるベンチダメージをうねりの大海で回復できるくらいでしょうか…?
・超ライボ
デッキレシピをネットで漁っていた際に見かけたライボロット構築にマルマインを足した形です(参考リンクはこちら→名古屋店ブログ| ホビーステーション)。ミツルやシンカソーダの枠がオーロットにも回せるのが良い点です。しかし、オーロットのパワーが強いが故にハイブリッド構築ではなくてオーロットに寄せたほうが強いというのが事実です。
2.マルマイン(CP6)のメリット・デメリット
デッキレシピを1通り眺めていただいたところでそもそもマルマインがどのようなカードなのか何故ライボルト派生でありながらどのデッキレシピにも雷エネルギーが無いのかその理由を説明します。
マルマイン
特性:エネエネサンダー
この特性は、自分の番に1回使える。このポケモンをきぜつさせ、このカードを特殊エネルギーとして自分のポケモンにつける(このカード以外のカードはすべてトラッシュする)。このカードは、ポケモンについているかぎりエネルギー2個ぶんとしてはたらく。
上記に記載の通りマルマインの特性を使ってライボルトのエネルギーを生むことが可能なことから雷エネルギーが不採用となっています(ビリリダマかマルマインのどちらかがサイドに全落ちすることでライボルトが使用不可となる点は未考慮→構築の欠陥なので皆様は真似しないように)。
マルマイン使用する際のメリット
・レベルボールとハイパーボールからマルマインにアクセス可能なのでボール類をエネルギーとして換算可能
・特殊エネルギー2枚分として働くのでエネ加速がはやい
マルマインを使用する際のデメリット
・相手にサイドを1枚与える
・特殊エネルギーに該当するため改造ハンマーに弱い
3.マルマインとの相性が良いカード
マルマインのデメリットである相手にサイドを1枚与えるという効果とシナジーが強いエリートトレーナーやN、ムウマージもおもしろそうです。
サイドの残り枚数が少ないほどダメージが上昇するビリジオンやコバルオンも任意タイミングで打点をあげられると使いやすくなりそうです。
4.草ライボの簡易解説
今回紹介した3つのデッキレシピの中で唯一ポテンシャルを秘めてる草ライボのみ簡易解説したいと思います。
基本的なギミックは全体的に逃げエネが低いことを利用してダメージを負ったポケモンをベンチに下げてまんたんのくすりで回復しながらターボボルトでエネルギーを再加速する流れが鉄板です。デッキに対する理解度が低すぎて解説にもなってないですが許してください。デッキリストに無いカードで入れたいのは
・ギラティナ
1枚入れればBREAK進化ラインの特性を防げるのは大きい
・まんたんのくすり
うねりの大海もないのでまんたんのくすりが2枚じゃたりそうにない
・スタジアム
妨害系のスタジアムが優先したい
記事に対して何か質問や意見があればブログにコメントをするかTwitter(@ENe_uhouho)の方にリプをいただけると幸いです。
ここまで見てくださった方ありがとうございました。
【カード考察】11月ジムバトルプロモ"非EXギラティナ"が環境に与える影響
11月ジムバトルプロモとして収録予定の非EXギラティナが稀に見る暴力的なカードなので紹介したいと思います。
〜目次〜
1.ギラティナの効果
2.影響を受けるBREAK進化一覧
3.特性持ちBREAK進化を採用してギラティナ対策するには
4.ギラティナ登場による環境への変化
5.ダストダス、オカルトマニアとの使い分け
1.ギラティナの効果
環境壊れる pic.twitter.com/py8ZBrufet
— バツローグ (@xrowgu) October 29, 2016
ギラティナ
特性:ひかりをのみこむ
このポケモンがいるかぎり、おたがいの場のBREAK進化ポケモンの特性は、すべてなくなる(引きついだ特性も含む)。
超超無無:シャドークロー 110
相手の手札からオモテを見ないで1枚選び、トラッシュする。
弱点:悪、抵抗力:闘、にげる:無無
特性は言わずもがな強いですがHP130という耐久力の高さで中打点から確1にならず、たねポケモンのためハイパーボールからアクセス後すぐにベンチに出して特性発動とデッキに1枚入れておけばそれだけで特性持ちBREAKに対してお守り代わりになる点が魅力です。
SMに向けてXY環境で活躍したBREAK進化を鎮圧させてからSM環境でGXに大暴れしてもらおうという開発側の狙いも感じられます。
ギラティナの特性ひかりをのみこじゃなくてXY環境をのみこむの間違いでは?
— うどん (@ENe_uhouho) October 29, 2016
2.影響を受けるBREAK進化一覧
ギラティナが収録されたことで特性が消される影響を受けるポケモン一覧が以下になります。
ギラティナ収録によるお通夜一覧①
— うどん (@ENe_uhouho) October 29, 2016
・オンバーンBREAK
・ゴルダックBREAK
・ブリガロンBREAK
・メレシーBREAK
・メガヤンマBREAK
・カエンジシBREAK
・マフォクシーBREAK
・オムスターBREAK
・ブロスターBREAK
・ゲッコウガBREAK
ギラティナ収録によるお通夜一覧②
— うどん (@ENe_uhouho) October 29, 2016
・スターミーBREAK
・イベルタルBREAK
・ガラガラBREAK
・ゾロアークBREAK
・サザンドラBREAK
・フラージェスBREAK
・オーロットBREAK
・ドータクンBREAK
・ソーナンスBREAK
・カイリキーBREAK
ギラティナ収録によるお通夜一覧③
— うどん (@ENe_uhouho) October 29, 2016
・ルギアBREAK
・ラッタBREAK
・エンペルトBREAK
お通夜というよりはBREAK進化すると自身の特性が消されたり下敷きのポケモンの特性が消されたりするポケモン
この中でも環境に与えてきた影響の大きいポケモンが以下になります。
・オーロットライン
特性:もりののろい(グッズロック)
・ゲッコウガライン
特性:きょだいみずしゅりけん、みずしゅりけん(ベンチ狙撃)
・ゾロアークライン
特性:なりかわる(バトル場交代)
・ドータクンライン
特性:メタルチェーン(エネリカバリー)
・メレシーライン
特性:しんぴのまもり(EXロック)
3.特性持ちBREAK進化を採用してギラティナ対策するには
現状のカードプールではサイレントラボしかなさそうです。超タイプであるが故にソーナンスでも止まらないのが憎いです。
アーボックの技いえきを使って特性を消す方法もありますが、フラダリしていえきを打つくらいならフラダリして確1で処理します。
オーロットラインは次元の谷とは別にサイレントラボにもスタジアムの枠を割く必要があり、ただでさえカツカツの枠なのでどうするのか頭を悩ませます。
4.ギラティナ登場による環境への影響
ギラティナ登場前の環境を知るためにアニバーサリーフェスタ新潟・名古屋の大会結果を確認したいと思います(赤字は特性持ちBREAKライン)。
アニバーサリーフェスタ新潟デッキ分布 マスターBest16
特性持ちBREAKライン使用者:12名/16名中
・ゲッコウガ 5名
・ゲロゲゲッコウガ 1名
・オーロット 4名
・ギラダーク 2名
・闘 2名
・レック 1名
・WTB 1名
特性持ちBREAKライン入賞:3名/4名
大会結果
1位:ギラダークマンダ
2位:オーロット
3位:オーロット
3位:ゲッコウガ
アニバーサリーフェスタ名古屋デッキ分布 マスターBest32
特性持ちBREAKライン使用者:9名/32名中
・レインボーフォースゼルネアス 1名
・ライコウマルマイン 1名
・ラフビークイン 1名
・ライチュウヤンマ 1名
・ガラガラダスト 1名
・Mミュウツー 1名
・レック 1名
・ギラダーク 1名
・鋼 1名
・Mタブンネ 1名
・ゲングラ 1名
・Mサナ 1名
・オーロット 1名
・メレジガ 1名
・ジガラフ 1名
・ボルボル 1名
・ボルボルスターミー 2名
・ギラゼルネ 3名
・ゲッコウガ 4名
・よるのこうしん 5名
特性持ちBREAKライン入賞:2名/4名
大会結果
1位:オーロット
2位:ゲッコウガオクタン
3位:ボルボルスターミー
3位:ボルボルスターミー
新潟と名古屋の結果を合算した使用率と入賞率が下記になりBREAKラインの強さがカメックスメガバトルから引き続き証明された結果です。
特性持ちBREAKライン使用者:21名/48名
特性持ちBREAKライン入賞:5名/8名
使用者率:43.75%、入賞率:62.5%
ここまでBREAKラインの使用率が高いとどのようなデッキにもギラティナに1枚枠を割くのは妥当なのかとも考えます。現環境で言うよるのこうしん用にカリンに1枚枠を割くのと同様の考えです。
環境への影響としては、BREAKラインがギラティナに屈して数を減らすか、BREAKラインがギラティナ対策にサイレントラボを厚く積むかで2パターンの変化が起こりそうなので両方を下記に貼っておきます。サイレントラボでギラティナを押さえつけるタイミングがBREAKライン側は鍵となりそうです。
5.ダストダスやオカルトマニアとの選択基準
これまでの特性ロックの代名詞であったダストダスやオカルトマニアとギラティナを比較しデッキに入れる際の簡単な採用基準です。
ギラティナ:BREAKラインの特性がピンポイントにきつい場合に採用
ダストダス:自身のデッキで特性を使用する機会がない場合に採用
オカルトマニア:特性によって大きな影響を受けないデッキタイプを選択している際のお守りとして採用
SM環境前までは、ギラティナとオカルトマニアで各1枚採用がまるい形かなと思います。
記事に対して何か質問や意見があればブログにコメントをするかTwitter(@ENe_uhouho)の方にリプをいただけると幸いです。
ここまで見てくださった方ありがとうございました。