【サンムーン環境図&デッキ紹介&対戦レポ】BATTLE X ROAD (バトル・クロス・ロード)本戦使用:冷酷Mサーナイト
久々の更新になってしまいましたがネタはあるので時間を見つけて今週中にあと1投稿したいところです。今回はBATTLE X ROAD(通称:バトクロ)にチーム俺達のメンバーとしてお声掛けいただいたので使用したデッキの紹介と対戦レポの記事になります。参戦するにあたって環境予想と結果も記載しています。
〜目次〜
1.バトクロ本戦環境予想
2.バトクロ本戦環境
3.本戦使用デッキリスト
4.デッキコンセプト
5.対戦レポート
1.バトクロ本戦環境予想
バトクロの開催日がサンムーンの発売日から1ヶ月後とのことから環境はXYで実力を残したデッキと新弾のGXデッキが入り乱れるのは明らかで、実際にジムバトルにおいても人気こそGXに分があるものの構築が煮詰まっておらず、成績で見ればボルケニオンや白レックに分があるといった印象でした。そんな中12月20日時点に考えていた個人の環境予想がこちらになります。
ゲロゲジュナイパーにおいては、ゲロゲバットの同系列として環境初期から人気も高く構築や戦術においてもゲロゲバットでの経験値が生きることからジムバトルでも使用者が多く、ラランテスラフレシアに関してもビーラフの亜種として爆発力のビークイン、耐久のラランテスGXとベクトルの違いこそありますがラフレシアのグッズロックこそ決まれば安定して戦えるデッキに仕上がっていました。この時期においては1進化ラインは軒並み強さはあるものの発売から日が浅く、ジムバトル参加者やチームメンバーも模索中と言ったところでした。そこからチームメンバーとジムバトルやフリーで調整して12月31日時点での環境予想がこちらです。
変更点はルナアーラの評価のみですが、環境にソーナンスがうまく刺さっておりプラスαとしてルナアーラGXのトランスを利用したまんたんのくすりやルナフォールGXの圧力を評価しての繰り上げです。
2.バトクロ本戦環境
いずれバトクロ公式のブログにて取り上げられると思うので詳細は割愛しますが、環境予想は大きく外しておらず周囲を見渡してもゲロゲジュナイパーやボルケニオン、白レックは多く見受けられました。ラフレシア派生のデッキやオーロットといったデッキは少なかったように感じます。変わり種のデッキで言えばヤナギブソンさんのラプラスホエルオーによる山削りデッキがオンリーワンだったように思います。
バトクロで本日使ったラプラスホエルオーEXです。
— ヤナギブソン (@yanagibuson77) 2017年1月8日
草アタッカー、250アタッカーが存在する現環境では正直微妙ですがずっとこのデッキを大舞台で使いたいと思っていたので選択しました
スリーブはシロナ様 pic.twitter.com/wjRYbXIsNz
こちらはチームメンバーがバトクロに向けて調整していた各デッキです。
バトクロに向けて調整してたデッキ達。最終的にはビークインで行きました(^人^) pic.twitter.com/c1pkXyuelM
— けろぽん (@vc32guran) 2017年1月9日
3.本戦使用デッキリスト
使用するデッキにあたっては紆余曲折あったものの最終的にチームメンバーに「プレイの選択肢が少なく、プレイングによる上振れや下振れが少ないデッキを握りたい」と相談してメンバーから借りた冷酷Mサナを握りました。年末までゲロゲジュナイパーで調整していましたが進化GX対面においてエーフィーEXのミラクルシャインを意識しすぎて、フェザーアローの選択先をミスしたり、リソースを意識しすぎてプラターヌとNの判断ミスが多かったりと強力なデッキでしたが明らかに自分のプレイングでは手に余ると断念しました。
デッキの構築はメンバーから受け取ったものから1枚も変えずに調整しました。というのもここに至るまで冷酷Mサナの使用経験は、上記のデッキを借りて使った数回と片手で数えられる程度でしたので、初心者が意見するよりこのデッキ構築に至るまで調整したメンバーの構築力におんぶにだっこです。
デッキの自由枠として変更するなら「びっくりメガホン」と「改造ハンマー」の選択とのことで各役割が下記です。
・びっくりメガホン
たね非EXのまわしによってディスペアーレイの打点から逃げ切られるのを防ぐのが役割です。(主に小ボルケニオン)
・改造ハンマー
白レックやケンタロスGXケアにあたって1ターン猶予をもらえる可能性とのことでした。ディスペアーレイによる打点は確2が基本のため白レックやケンタロスGXが辛いです。
4.デッキコンセプト
このデッキのコンセプトは「毎ターンオカルトマニア」につきます。環境予想時点でソーナンスが刺さっていることから毎ターンオカルトマニアうってディスペアーレイでベンチの不要物消し、要所でまんたんのくすりを決めれば勝てると言って渡されたデッキでした。あとはMサナがきぜつした返しにミュウツーで相手のバトル場を処理できるとサイドレースをずらしながらきぜつさせられるので見極めが大事とのことでした。
5.対戦レポート
1回戦:お休み
2回戦:ゲロゲジュナイパー(クラハン型)
初手(自):サーナイトEX(後攻)
(相):エーフィEX ベンチ:モクロー
お相手の先1で早速ジュナイパーGXがベンチに2体爆誕するもバトル場にはエーフィEX、展開重視してお相手はプラターヌでクラハンを3枚トラッシュしながらも後ろにダブル無色を構えたゲロゲが控えた状態でターンを返される。後1でこちらもフーパEXの特性で全力展開するもソウルリンクは引けず、バトル場のサーナイトEXにエネつけてそのままターンを返す(ゲロゲ対面でフーパEXによる展開は縛られることから悪手のように見えますがデッキ構築の時点でドローはシェイミEXありきなのでフーパEXによる展開を優先してデッキの回転率をあげています)。
ここからはブルブルパンチとフェザーアローをオカルトマニアとライフリープの回復で交わしながらお茶を濁すもお相手の最初で最後のクラハンが表で回復も間に合わず途中でフーパEX縛られて負けました。
3回戦:ミュウこうしん
初手(自):カイリューEX(先攻)
(相):ミュウ ベンチ:バチュル
こうしん対面においても初手にオカルトマニアが打てば後1の返しでバトル場がきぜつすることはないと言われるも相手ベンチのバチュルがカイリューに無言の圧力をかけてくる。手札にオカルトマニアはあるがお相手の後1ワンキルに必要な札は、ダブル無色エネルギー1枚とトラッシュにこうしん5枚とオカルトマニアでは止まりそうにない。ひとまず負け筋を潰すためにプラターヌからのフーパEXでベンチ展開には成功、返しのターンはカイリューEXを献上する。先2でMサーナイトEXをたてて返しのよるのこうしん分のダメージをまんたんのくすりでペースを握れたと考えたのも束の間、シェイミEXセットアップからのエネが引けない問題発生しまんたんのくすりで得たアドを返せない。最後はサイド2-4からNを使って、お祈りしながら返したら相手の手札3枚の内訳がダブル無色エネルギー、バトルコンプレッサー、プラターヌ博士で絶望でした。バトルコンプレッサーでMサーナイトの耐久値210にまわし込みでぴったり気絶して対戦ありがとうございました。
3戦目終了後にチームメンバーから「カリンうてた?」と聞かれましたがデッキに7枚入っているエネルギーを引けないのに1枚のカードが引けるはずもなく、大会結果は2戦2敗とかなり落ち込む結果でした。
大会としては自主大会規模とは思えないほど充実しており、来週のウェルカムフェスタにカードで参加する人はバトクロと比較しちゃうと物足りないのではないかと疑問を持ちながらも、個人的には非常に楽しめたので来年以降もあるといいなと雑談しながら帰りました。
記事に対して何か質問や意見があればブログにコメントをするかTwitter(@ENe_uhouho)の方にリプをいただけると幸いです。
ここまで見てくださった方ありがとうございました。
P.S.
ヤナギブソンさん
ツイート引用させていただきありがとうございます。これからも色々なカードにスポットライトをあてたデッキ期待しています。
チーム俺達のみなさん
チームへのお誘いありがとうございます。また、次回があれば自分で取ってこのメンバー誘います。
【デッキ紹介】倍返しバットデッキ〜サン・ムーン環境を見据えて〜
ポケカを始めた当初から組みたいと思っていたバットラインを採用したデッキの紹介です。紹介記事の前にちょっとしたポケカの近況として、ポケモンカードシングル取扱店の老舗チェルモにて以下のつぶやきがありました。
ポケモンカード
— 秋葉原チェルモ (@cherumo2010) November 12, 2016
最近シングルカード
マグマ団の秘密基地が毎日無くなるので
久々に
ダブルクライシス入荷致しました。思えばCP1、だったのですね、パック柄が懐かしく思えます。
因みに
マグマの秘密基地シングル買取は200円です。 pic.twitter.com/RZzvcgE2oJ
マグマ団の秘密基地が品薄状態の理由としては、当ブログでも取り上げました海外大会でのギャラドスデッキ入賞が影響していると考えられます。
(海外で入賞したギャラドスデッキの記事をまだ読んでいない方は下記リンクからお願いします。)
自身も通販で購入しようとギャラドスデッキの記事を投稿した前後にカートには入れていたのですが、送料無料ラインまで金額が届かず次回へお見送りとしていて、先程確認したら在庫無しになっており時期を逃してしまいました。
前置きが長くなっていまいましたが今回紹介するデッキについても今が旬のマグマ団の秘密基地を採用したバットデッキになります。またしても机上の空論となり、実戦経験0ではありますが見ていただけると幸いです。
〜目次〜
1.デッキリスト
2.デッキコンセプト
3.ソーナンスとグレイシアのメリット・デメリット
4.サン・ムーン環境を見据えたデッキの動き
1.デッキリスト
今回紹介するデッキは、コンセプトを変えずに採用したアタッカーの違いで2種類あります。
・ナンスバット
アタッカーにソーナンスを採用し、超タイプ以外の特性をロックすることでゲーム速度を落としてバットラインでのダメージ蓄積時間を稼ぐことが可能です。ファントムゲート発売直後に注目を集めたデッキですが、環境の高速化とグッズロックが流行するにつれ衰退していったようです。
・グレイシアバット
こちらはアタッカーにグレイシアEXを採用し、闘魂のまわしとの組み合わせで耐久力の底上げ、マグマ団の秘密基地でベンチにいるポケモンに載せたダメカンをアブソルで移動してバトル場のアタッカー処理速度をあげています。
2.デッキコンセプト
バットラインの特性でバトル場のポケモンにダメカンをのせ、ソーナンスやグレイシアEXの技で相手のバトルポケモンにのっているダメカンの数×2倍のダメージを与えてポケモンを処理します。バットライン以外にもマグマ団の秘密基地を利用してダメカンを予め2個のせたり、ニャオニクスEXを利用して自身のポケモンにのったダメカンを相手に移動することが可能です。グレイシアバットではソーナンスで特性の邪魔がないためダメ押しの手段としてアブソルでダメカン3つ移動も可能となります。
ゴルバット
特性:こっそりかみつく
この特性は、このカードを手札から出して進化させたとき、1回使える。相手のポケモンを1匹選び、ダメカンを2個のせる。
クロバット
特性:とつぜんかみつく
この特性は、このカードを手札から出して進化させたとき、1回使える。相手のポケモンを1匹選び、ダメカンを3個のせる。
3.ソーナンスとグレイシアEXの使い分け
ソーナンスとグレイシアEXの採用については一長一短なので環境に合わせて変えてみるのもおもしろいと思います。採用に当たって互いのメリットやデメリットについては以下のとおりです。
4.サン・ムーン環境を見据えて
このデッキでこれからのサン・ムーン環境に対応するならば"グレイシアバット"かなと個人的に思います。理由としては、既出のGXポケモンが進化が多いためグレイシアEXのクリスタルレイが有効に働く、GXの進化前を技ではなくシステムポケモンとマグマ団の秘密基地で処理可能な場面がありそうなどがあげられます。
記事に対して何か質問や意見があればブログにコメントをするかTwitter(@ENe_uhouho)の方にリプをいただけると幸いです。
ここまで見てくださった方ありがとうございました。